留学経験者が伝えたい、留学前にしておくべきだったこと。

英語

こんにちは。ZINです。

今回は、私が留学した実体験から、留学前にしておくべきだったことについて書いていきます。

私の場合、アメリカに留学したので、主に英語について書いていきます。

いつ行ったのか軽く紹介

私は大学4年次の夏に、交換留学生として、アメリカの大学に約10か月(前期、後期)留学しました。

アメリカでは8月が学期の始まりで、日本とは異なります。

そのため、日本での前期を終えた後にアメリカに行きました。

留学によって得られた経験はまた書きたいと思います。

短期留学の種類

短期留学には、英語圏以外の生徒が集まって語学を習得していく「語学留学」と、実際大学の授業を受け、単位を取得していく「交換留学」、最初から海外の大学に進学する「大学留学」などがありますが、私は交換留学生として留学しました。

なので、今回は「交換留学」を前提とした記事になります。

結論:英語を前もって勉強しておく

結論から言うと、自分の英語スキルを向上させておくことが大事です。

当たり前すぎますが、私が一番実感したので、本当に英語は勉強しておいた方がいいです。

皆さんは留学することが目的になっていないですか?

だとしたら、私と同じような思いをして帰ることになるでしょう。

留学を考えている皆さんには、そうなってほしくないです。

なぜ英語を前もって勉強していたほうがいいと思うのか

留学で、英語のスキルは格段に成長します。

いまの語学力より倍以上にはなるでしょう。

これは間違いないと思いますが、ベースとなるスキルがどれだけあるかによって、そのスキルの伸び幅も格段に変わっていきます

例えば、語学力50の人が留学して、100に倍増するのと、

元々のスキルが100の人が留学して、200になるのとでは、

それだけで100のスキルの差が生まれるのです。

外国で過ごす時間が同じであれば、前もって自分の能力を高めていたほうが、語学習得の効率は爆上がりします。

準備不足になってしまった原因

留学可能な基準点を取り、満足してしまった。

私が留学しようとしていた大学は、TOEFL61点以上という基準が設けられていました。

それに向かって勉強して、無事基準点以上をとれたのは良かったですが、そこで満足し、英語の勉強時間が格段に落ちました。

詰め込みで勉強していたこともあってか、語学力の低下も早かったと感じます。

留学先で同じ時期に来た日本人が同じ授業で淡々と課題をこなしていくのを見て、私は全然課題が進まず、すぐに挫折を味わいました。

留学前に友達と遊び過ぎた

留学先へは8月末に行くことが決まっていました。

8月は大学も夏休みに入り、大学の友達や、帰省した友達と遊ぶ機会が増えます。

大学4年次だったこともあり、卒業したら今までと同じように遊べなくなるかもと思い、出発までは遊んだり、飲んだりと、思い出作りをしてしまいました。

出発前日までパッキングが終わっていなかったのを覚えています。

いい思い出ではありますが、そこまではりきる必要はなかったなと思います。

留学前は、遊びに誘ってくれる人もいると思いますが、全部受け入れず、選別しましょう。

どうせ1年以内にまた会えます。

なんなら、「もう帰ってきたの?」、「帰ってくるの早いね」というのが日本にいる友達の感覚です。

準備不足で留学した結果。。。

こうして、留学基準点を超えた結果に満足し、思い出作りに励んだ結果、留学先では授業についていけませんでした。

受講している人数は20人前後でほとんどがアメリカ人で、教授が話すことや、生徒の発言が頭に入ってこなかったです。

せめて聞こえる単語に集中しようと思いましたが、気が付くとぼーっとしていることが多かったです。

当時はスマホを持っていなかったので、ボイスレコーダーを買って、授業の録音をして、後から聞こうと思っていましたが、それ以前の問題でした。

教授は、私に対して優しく説明してくれ、単位を落とすことはなかったですが、泣きそうになりながら夜中まで課題に取り組んだり、単位を落として日本に帰らないといけないという夢を見るほど、ストレスが溜まっていました。

どれくらい勉強するべき?

じゃあ、どれぐらいのレベルまで勉強しておくといいかと聞きたくなると思います。

語学力は、あればあるだけいいのですが、TOEFL80点、TOEIC800点以上の実力はあった方がいいです。

また、留学のボーダーラインをとっても、慢心せず、勉強を続けていたほうがいいです。

英語の能力は筋トレのようなもので、勉強していないと低下していきます。

日本に住んでいると英語を使う機会は多くないので、なおさらでしょう。

また、留学では、外国人とたくさん交流するでしょう。

机の勉強と、日常会話は使う単語が違うため、海外ドラマを見て楽しみながら勉強していたほうがいいです。

私は1対1では会話できるようになりましたが、外人グループでの会話には、留学を終えるまでついていけませんでした。

英語スキル向上には何が必要?

語彙力とリスニング力

ありきたりですが、やはり語彙力がないと、授業が聞き取れないし、教材も読むのに時間がかかるし、うまく話すこともできません。

語彙力がとにかく重要です。

その次にリスニング力です。

アメリカでの授業を受けるにあたって、リスニング力の重要さを痛感しました。

語彙力とリスニング力がないと、為になる講義もただの音です。

貴重な話が耳に入らず抜けていきます。

お金を払って留学しているのに、その場にいるだけで時間が過ぎていきます。

こんなもったいないことはないので、今のうちに語彙力とリスニング力を高めておきましょう。

参考程度に語彙力アップの本を紹介しておきます。

リスニングで聞き流しを繰り返すことで、単語の定着率もあがっていきます。

スピーキングとライティングももちろん苦労すると思いますが、二の次だと思ってていいです。

私はとにかく語彙力とリスニング力を最優先におすすめします。

以上が、私が伝えたい、留学前にしておくべきだったことです。

留学を希望されている方の参考になれば幸いです。

では。

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