こんにちは。ZINです。
今回も人生の役に立った本の書評を書いていきます。
今回はお金の増やし方について最適解が書かれた書籍「普通の会社員が一生安心して過ごすためのお金の増やし方」を掘り下げていきます。
投資初心者向けの本で1000円もかからないので、興味のある方はぜひ読んでください。
さて、今後退職して収入が年金だけでは満足な生活が出来ないので、生活費を補うために2000万円必要というデータが政府から発表されました。
この問題について、皆さんはどう思って過ごしているでしょうか。
日々の生活でも余裕がないのに、こんなに貯めれるわけない、と思っている方も多いと思います。
この本ではそんな悩みへの解決策が書かれています。
結論積立NISA
結論は積立NISAが最適解となります。
積立NISAは年間40万円積み立て可能であり、そこで得た値上がり益は非課税となります(通常約20%の課税)。
さらに、20年間積立が可能であり、長期的に資産を形成することが出来るのです。
例として、月3.33万(年間40万を12分割)、利率5%で20年間積み立て続けたと仮定すると、
約800万円の積立運用で1,368万円に増える可能性があります。
個別株やFX等のように、短期で2,3倍にというよりも、長期的に確実に増やしていくという手法です。
投資はあくまで自己責任ですが、長期の積立投資は個別株投資や仮想通貨、FXよりも再現性はあります。
積立資金の貯め方
その積立資金が捻出できないんだよという声が聞こえてきそうなので、本書に書いている節約法も少し書いていきます。
固定費削減
まず、大きな出費を抑えることが大事です。
エアコンをこまめに消す、食材は安いものを買うといったものではなく、住宅費、教育費、自動車維持費、生命保険といった固定費を見直すことが重要です。
住宅費
この本では、そもそもマイホームは必要かということも書いています。
これから人口が減っていく中で、新築マンションや戸建ては金利を含めると、賃貸よりも返済金額がとても大きくなります。
教育費
教育費は私立か公立、また、小学校から私立に行かせるかで養育資金が年間100万円も変わってきます。
自動車維持費
車に関しては、動けばいいとまで言っています。
他にも、普通自動車から軽自動車に変えるだけで年間約20万円もの節約になります。
生命保険
生命保険に関しても、新入社員の時に意味も分からず「定期付き終身保険」や特約を付けるなどで契約した方も多いと思いますが、本来の保険の目的を考えたら、「万が一のことがあった」時の保険なので、死亡保障の掛け捨てプラン(この方が格段に安い)で十分だと書いています。
どうでしょうか。
上記を見直すだけで、積立資金に回すお金が捻出できます。
個人的積立資金の貯め方
個人的には他にも、携帯電話の契約を格安シムへの変更、ふるさと納税、コンビニに行かない、キャッシュレスに切り替えることで、年間約12万ほど捻出可能なので、おすすめです。
この本では、他にも6000種類あるうちの積立銘柄の選び方、買ってはいけない銘柄についても書かれていますので、ぜひ手に取って読んでみてください。
実際私も積立NISAを初めて資産が着実に増えていっているので、この本をおすすめできます。
私の積立NISA1年半の実績も公開しています。
この書籍が皆さんの資産形成の手助けになればうれしいです。
資産形成については、積立NISA以外にもiDeco、ETF購入など他にも手法がありますが、まずは積立NISAで資産が増えるのを実感してみてください。
今回は以上となります。
では。
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