【高配当株投資】初心者向けに失敗を避ける基準とおすすめの株を公開

投資

こんにちは。ZINです。

今回は、私が実践している高配当株投資について書いていきます。

この記事はこんな人に役立ちます↓

高配当株投資に興味を持ったけど、どんな銘柄に投資をしていいかわからない。

投資対象を選定する基準があれば知りたい。

そんな方に、私が実践している方法を紹介します。

私自身配当金を受け取りながら、保有株の株価も上がっているので、参考になるかと思います。

私の投資手法は、Youtube200万人以上の登録者を誇る両学長と、優良高配当株を配信している投資家バクさんを参考にしています。

情報の取得先

まず、どこで企業の業績を知ることが出来るのでしょうか。

私は、主にIR bank、バフェット・コードを利用しています。

今回は、証券コード1928の積水ハウスを例に見ていきます。

高配当株への投資対象の基準(積水ハウスを例に)

⓪利回り3.75%以上

大前提として、基本的に配当利回り3.75%以上を対象にします。

「高配当株投資」なので、利回りはなるべく高い方がいいですよね。

ただ、配当利回りが5%以上だと、リスクが高くなります(今後の減配や株価下落)。

今回参考にする積水ハウスは、この記事を書いている時点で利回りが4.27%あります。

参考程度に、株価2,436円に対して配当金が104円なので、利回りが4.27%となります。

https://www.buffett-code.com/company/1928/stockprice バフェット・コードより

①1株当たり配当金が長期的に増えている

高配当株投資において、一番避けたいのは減配や無配(配当金がなくなること)です。

なので、頻繁に減配を繰り返している企業は投資の対象外となります。

減配・無配はみんなが売ってしまい、株価の下落にもつながりダブルパンチになってしまいますので要注意です。

ここからはIR bankの資料で積水ハウスを見ていきましょう。

配当金が毎年きれいに上がっていっているのが分かりますね。

https://irbank.net/E00143/results IRbankより

②配当性向30%~50%

次に重要と考えるのが配当性向です。

配当性向とは、企業の1年の利益に対してどれだけの割合で配当金を配っているかという比率です。

例えば、1株当たりの利益が100円だとして、40円の配当金だと、配当性向は40%となります。

この配当性向が80%にもなると、利益の8割を株主に還元しているということになります。

株主のことを優遇してくれる優良企業と思われがちですが、企業の成長のための十分な資金が残りません。

そうなると今後の成長が見込めず、株価の下落にもつながる可能性が出てきます。

そういった意味でも、配当性向は高過ぎず、低すぎない方がいいでしょう。

積水ハウスは40%前後で望ましい水準です。

https://irbank.net/E00143/results

③EPS(1株当たり利益)が右肩上がり

配当金・配当性向の次に重要なのが、EPSが右肩上がりかどうかです。

EPSとは、「1株当たりの純利益」のことを言います。

1株当たり純利益とは、企業が得た利益を株数で割った額です。

分からない場合は今は理解しなくてもいいです。後で紹介するグラフを見るだけで判断できます。

知っておくべきことは、利益がないと配当金を還元し続けることが出来ないということです。

②で紹介した配当性向も、EPSと密接に関係しています。

積水ハウスのEPSはマイナスもありながら長期的には増えているのが分かります。

https://irbank.net/E00143/results

④売り上げ、営業利益が右肩上がり、安定している

4番目に大事なのが、売り上げ利益が長期的に増えているかどうかです。

売り上げが上がらないと、③のEPS(一株当たりの利益)もなかなか上がらなくなりますからね。

積水ハウスはこちらも長期的に増えています。

https://irbank.net/E00143/results

⑤営業利益率が7%以上

利益率は高い方が望ましく、7%は欲しいところです。利益率が20%を超える企業となると、有力な投資対象になりえます。

業界によっては利益率が低くても、安定した配当金を還元している企業もあるので、今後紹介していきますね。

積水ハウスは2013年以前は営業利益率が低かったですが、それ以降は改善され、7%以上を維持しています。

https://irbank.net/E00143/results

⑥自己資本比率40%以上

自己資本比率とは、どれだけ借金が少ないかを表します。

自己資本比率が低いと、業績が悪化したときに会社が潰れないか心配になります。

40%以上あればある程度は体力がある企業と見ていいでしょう。

積水ハウスは自己資本比率50%以上と、基準をクリアしています。

https://irbank.net/E00143/results

⑦営業活動によるキャッシュフローが毎年黒字

営業活動によるキャッシュフローは黒字が理想的です。

ただ、不動産業など業種によっては赤字のある年があっても投資対象となります。

積水ハウスは毎年黒字なのが分かります。

https://irbank.net/E00143/results

⑧現金が長期的に増えている

企業に現金があるということは、不況を乗り越える体力があることをいいます。

現金が多いに越したことはありません。

長期的に増えていれば、企業が安定して業績を拡大していると判断する材料になります。

積水ハウスは2022年は少し下げましたが、長期的に増えているとみていいでしょう。

積水ハウスは十分に投資対象となる

以上が高配当株投資をする上での基準となります。

初心者は、この基準で選別することで失敗の確率をぐっと減らすことができると思います。

グラフを見ると、積水ハウスは基準を満たしており、投資対象として優秀な企業だと判断できます。

建築業であり、景気に敏感な企業ではありますが、株価が下がったタイミングで拾えれば株価の値上がり益も得られます。

下がったとしても売らず、配当金をもらいつつ値上がりを待ちましょう。

積水ハウスの買い時については、個人的には利回りが4.2~4.3%を超えれば購入と判断しています。

まさに今のタイミングです。

ただ、投資は最終的には自己責任となりますので、自分なりにもよく検討して購入しましょう。

今後も投資対象となる銘柄について書いていきますので、皆さんの参考になればと思います。

今回は以上となります。

では。

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